塾、予備校選びのすすめ

　2020年度にセンター試験が廃止され大学入学共通テストに変わります。　　

　これに対する不安や私立大学の合格者の絞り込みによって、塾・予備校・映像授業等の教育業界は追い風を受けています。定員オーバーで締め切られ大手予備校に入れなかった人までいるなんて一昔前のようです。

　　様々な選択肢があるこの時代、御自分または御子様に合った教育環境を選ぶことが合格を勝ち取るために必須となっています。そこで私の経験の中から紹介していきたいと思います。

　

三大予備学校の中核　駿台

　駿台について紹介したいと思います。駿台への印象は皆さん、テストが難しいってくらいでしょうか？100年の歴史を有する駿台。さすがに林修ほどの有名な方はいませんが、知る人ぞ知る有名講師が多数在籍しており、このあと紹介するスタディサプリの化学講師　坂田薫さんも在籍されています。余談ですが、実際に拝見した際男子からの評価が高いのは妥当だなと感じました笑。質問も坂田さん目当てでしてる人もいるでしょうねー。

　さてさて、駿台は大学別、大学レベル別にコースを用意しており教材もコースまたコース内のクラス毎に異なります。これは予備校では当たり前ですね(河合も同様)。

　駿台の秀でているところは情熱的な講師が多いことです。浪人経験のある講師が多いからか本心で合格を願ってくれている感じが伝わります。理系に強いと言われるだけあって有名講師は理系に多いですが、文系も実績を出していますしあまりきにする必要はないと思います。ポテンシャルの高い生徒の割合が多いのでプラスの影響を受けやすいと思います。

　迷って決められなければ駿台でどうでしょう。

知名度は高いぞ　河合塾

　簡単に駿台との違いを紹介します。授業時間が90分と駿台の50分と比べて長いです。また駿台とは異なり座席が自由です。

　テストの質は駿台より劣ります。と言いますのも特に英語の問題や採点基準が低いと思います。自分自身河合塾の記述、マークで偏差値60は毎回越えていた英語が駿台では蹴散らされて50をやっと越える程度でした。勿論、河合塾と駿台のテストでは合格ボーダー偏差値が違いますが、駿台は実践的で良いところを突いてくる変態テストだと思います。

　河合塾批判ばかりで申し訳ないですが、自分が体験した校舎では職員の態度も悪く、河合塾が駿台に勝っているところを聞いたらキレられてしまいました。。、個人的には両者に明確な違いがないならどっちでも構わないと思ったので聞いたのですが結局消去法となり駿台に通っていました。

　個人の見解としては河合塾か駿台であれば駿台を勧めますが、通いやすさなども考慮して自分に合った方を選んでくださいね。是非体験授業など受けてみてください。

　あとひとつ。河合塾の問題集はかなり質が良いです。自分が持っているもので言うと名門の森　物理、ネクストステージ　英語、パワーステージ　英語　☜ネクストがボロボロだったのでパワステに変えました、プラチカ　数学といった感じで問題数が少ないが内容が詰まっていて難易度も高いので自分にはあっていました。私はチャート式みたいに沢山解くのが苦手なので。。、

 

盲点！？　四谷学院

大手とは呼ばれないがある程度規模がある。

　売りは55段階個別指導。個人的にはこれはあまり勧めない。どういったシステムかは長くなるので省略するが、サボりや居眠りが起きていて逆に効率が悪い。

　自習室はピカイチである。一つ一つの机のため隣の人の振動が来なく濃い赤の机がカッコいい。駿台は机が繋がっていて諸に振動がくる。

　レベル別集団授業は良い。上のクラスにいくほど人数が減るので一体感のある授業が受けられる。変わり者の講師が多い。授業教室の椅子が良く、他の予備校や塾と比較すると感動もの。ただキャスター付きの椅子のため一部集中力が途切れるとの批判がある。

　独自の模試を行っていないため各自でテストを受けるしかなく手間もかかるし、解説も受けられない為少し不満がある。クラス分けのテストは独自のものであり簡単である。偏差値は当てにならない。

　個別指導もしている。これは担当者によって吉と出るか凶と出るか。。。勿論、担当者は変更可能です。

　上位クラスに入れればかなりオススメです。

 

ダークホース　武田塾

　自学自習を推奨し、問題集の完成を目指す。とある教室長が認めていたが実質個別指導塾である。値段が驚くほど高いがバイト大学生の質は悪い。生徒と年が近いため仲良くなり遊び感覚で通学している者もおおい。

　勉強へのスタンスは良いと思うが、バイト大学生も含めた教育環境が悪く、教室もゴミみたいな資料とかが目に見えるところにある。

　

今でしょ！　東進(衛星)

映像授業型の東進衛星は東進の有名講師の映像を使っている。1度は見たことある講師ばかりである。

映像授業型の塾全般に言えることだが、優秀な生徒への贔屓がすごい。　見回りが来るため寝ている生徒は少ない。個人的にはスピードを変えられると言っても早口だったりで凄く疲れる。

　部活が忙しかったり、自分のペースで進めたい人には向いている。ただ、これも映像型全般に言えることだが三年生になってから入ると授業を消化しきれなくなる人が多い。二年生時からコツコツやりたいタイプは是非入るといいと思う。

　

これでもか！　河合塾マナビス

　河合塾さんの悪口ばかりすみません。でも何処の塾、予備校の回し者ではありません。

　優秀な生徒にはあまり映像を取らせずに自由にやらせるがチューターなどのサポートや塾長との学習相談等で優遇している。反対にそうでない生徒には沢山映像をとらせる(観ていない映像分の一部は返金される)。要するに下から巻き上げて上に還元し実績を出している。まぁどこでも同じことが言えるのであろうが顕著である。

　大学生チューターの質が悪く質問に答えられない、たらい回しにされる等でことごとく酷い。

　

神授業　スタディサプリ

　いま一番話題のスタディサプリ。英語講師の関さんの授業が素晴らしいのは言うまでもない。進みが遅く感じるかもしれないが一つ一つ確実に覚えやすい状態で提供してくれる。

　問題はその他の教科。特に分かりやすい訳でもなく、流れ作業のような授業がおおい。古典や化学の坂田さんは女性で明るく受けやすいが、その他は個人的には受け付けなかった。ペースがつかみづらいので勉強慣れしている人向けではある。　　　

YouTube等にお試しの映像があるので、それで合うかどうか試してから選択するべきである。

　まとめ

　いくつか紹介しましたが、個人の意見です。合う合わないは人それぞれですので、あくまで参考程度にしていただけると幸いです。